路地裏

彼女は暗い夜道をスズメ三匹を箱に入れて歩いていた。 しかも九ヶ月のお腹をかかえて路地を歩く。 町に出て焼き鳥屋の裏口に立って  「ゴメン下さい」と小さな声。 「今日はスズメがとれなくてたった三羽ですみませんね」 「まぁ、それだけでもよくきんさったね」とママが言ってくれた。 一羽五十銭の一円五十銭をポケットに入れる気もしなくて…
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