仲よし老夫婦の店

路地に一軒のお好み焼き屋があった。
そこの主人は体格の良いおぢいさんで
なかなかハンサムであった。
また、そこのおくさんがやさしい顔で
本当にうらやましい。
その店では小さな鉄板で四人前焼かれる。
当時一枚五銭であった。

ある日子どもと三人で作ってもらった。
小さくてもメリケン粉がしっかりしていて
竹輪をうまくきってならべ、ハスの小さいのをおき
海老をパラパラふりかけ、その上にメリケン粉をかさね
ぱっとひっくり返してそれからのりが乗せられる。
そしてソースを刷毛でぬってハイできあがり・・
おばあさんのその早いこと。
若い私もこのわざには負けましたね。
おやつには丁度良い大きさでした。

ほかにも一銭で買える飴玉やせんべいや
くじを引くのもあって、
ほのかな子どものパラダイスのお店でしたよ。
なんとも、今では考えられないぐらい平和な路地裏の
なごやかさでした。


にほんブログ村 シニア日記ブログ 自分史・自伝へ
にほんブログ村

"仲よし老夫婦の店" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント